2010年7月4日日曜日

地球温暖化に関する否定論

暑い日が続きますが、それにほんの少し関係があるかもしれない話。

地球温暖化の脅威や、温室効果ガスの削減が叫ばれている昨今。
その一方で、根強い否定論というものが存在します。
否定論に対する反論というのは各論においてきちんとなされているわけですが、それはさておき(さておきたくない人はコメントで議論しましょう)。
大して根拠もなく、さりとて多数派でもないのにやたら元気のいい否定論者。
今日はなぜ否定論者が否定論者たるのか考えてみたいと思います。

1.信条に反するから
温暖化論が正しいとすると、自身の信条に反するからというものが考えられます。
ちょっとわかりにくいので例えを出します。
温暖化対策として、二酸化炭素の排出抑制があるわけですが、その方法の一つに火力から原子力にエネルギー転換するというものがあります。
となると、原子力への転換を進めるべきとなるわけですが、反原発で環境重視の信条の人にとっては困った矛盾に直面することになります。
そこで、「二酸化炭素が温暖化の原因というのはうそだ! 原子力業界の陰謀だ!」となるわけです。
実際そう考えている人はちらほら見かけます。
スゴイネ原子力業界(棒

2.利益に反するから
石油関連に権益を持つ人、いっぱいエネルギーを使いたい人。
これは単純。事実がどうであろうと、二酸化炭素をバカスカ出したい人があたります。
声高に「温暖化? そんなの関係ねー!」という度胸もないので温暖化論を攻撃しているわけですね。

3.理解できていないから
単純に情報や知識が足りていない状態。
こういう人は対話を通じて考えを改めてくれる場合もあります。

4.馬鹿だから
言葉が悪いですが、本当にそうとしか思えない人もいるんですよ。。。
3との違いは「理解しようとしているか」
否定論者の中には最初から「温暖化論なんか間違っているに決まっている!」と決めつけてそのままの人が結構います。
何を言おうが都合の悪いことは無視、自身の考えだけを述べて満足しています。

世の中いろいろな人がいるものです。

ところでオゾンホールとフロンガスの関係についても同じように否定論者はいたそうです。
フロン規制からオゾンホールの拡大が鈍化するようになってからは下火になったそうですが。
温暖化の場合ははてさて。

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