2015年9月18日金曜日

eSATAとUSBのコンボポートはPower eSATA(eSATAp、電源付きのeSATA)に対応している…かもしれない

現在のノートPCにはUSB3.0が装備されているのが普通ですが、一昔前のノートPCには高速ストレージ用に外付け用のSATAであるeSATAが装備されていました。
更にその中に、同じポートでUSB2.0にもeSATAにも使えるコンボポートを備えているものがあります。
eSATAの弱点の一つに、USBと違って電源を持たない点があったのですが、それを克服した電源付きのPower eSATA(eSATAp)というシロモノが出来上がりました。
そして前述のeSATA/USBコンボポートはPower eSATAに対応しているらしいという話を聞きました。
(参考: https://en.wikipedia.org/wiki/ESATAp)

しかし、手持ちのノートPC(DynaBook MX (MX/36MWH))のマニュアル等を見ても、一言もPower eSATAに対応しているとは書いてありません。
そこで以下のPower eSATA-SATAケーブルを購入して使えるか試してみました。



こちらのケーブルにSSDを接続してeSATA/USBコンボポートに接続して見たところ、しっかり認識しました。
マニュアル等に明記されていなくても、Power eSATAが利用できる場合があるようです。
ケースでは以下のものがPower eSATAに対応しているようです。
ただし、現在新品で売っているところは見つけられませんでした。



なお、Power eSATAには5Vのみ対応のeSATApと5V/12V両対応のeSATAp+があるようです。
おそらく、普通のコンボポートのPower eSATAは5Vのみの対応なので、以下の様な12V・3.5インチHDD対応のeSATAp+ケーブルを利用しても、5Vの機器しか使えないと思われます。


こちらのケーブルを使いたい場合はポートが12Vを使えるか確認してから購入した方がいいと思います。

なお、電源非対応eSATAポートでは、電源をUSBから取れる以下の様なケーブルが利用できると思います。


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