2010年6月3日木曜日

iPad対抗に成り得るかな?

iPad発表発売を前後して、タブレットタイプ端末の発表が相次いでいる。
COMPUTEX TAIPEI 2010でもiPadとよく似た形状のAndroid端末やWindows端末が発表されている。

たしかにそれはそれで面白いと思うし、必要だろうが、文章をたくさん打ちたいタイプの人間にはどうも物足りない。
スマートホンでも言えることなのだが、タッチパネルによる文字入力はどうしてもハードキーによるものより遅くなってしまいがちだ。
文章が頭の中に浮かんでるのに、それを即座に入力できないのは大きなストレスになるし、効率も当然良くない。

とは言ってもコンテンツを受け取るシチュエーションではキーボードの存在というのはたしかに邪魔なものであるのも事実だ。
外付けのキーボードを使うアイディアもあるが、うまくデザインされた専用のものでないと使い心地は既存のノートPC以下になってしまうだろう。

そういった観点から各種端末を眺めていて、最近発表されたものの中で個人的に期待しているものを二つほど紹介したい。

「Let'snote C1」の“トリプルヒンジ”とパフォーマンスを緊急チェック
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1006/02/news040.html

一つ目はこのLet's note C1のようなコンバーチブルタイプの端末だ。
コンバーチブルとは通常のノートPCの形態と、タブレット形態の両方のスタイルで利用できるものだ。
すでに工人舎やLenovoから同様のコンセプトの製品は数多く出ているが、軽量で堅牢な作りで定評のLet's noteシリーズからでるのがポイントだ。
既存のコンバーチブルタイプのPCと違い、トリプルヒンジ構造を採用することでノートPCとしても、タブレット端末としても高いレベルで両立しているようだ。
バッテリー持ちもそれなりに優秀であるうえに、二つ以上のバッテリーを使えることで継続的にワイヤーレスで使用できるようだ。
CPUはCore i5-520Mとモバイル端末としては妥協のないものになっている。

非常に期待できる逸品なのだが、不安材料としては価格がある。
いいものだけにお値段も張りそうだ……。


Asus Eee Pad 発表、Core 2 Duo + Windows 7で10時間駆動
http://japanese.engadget.com/2010/05/31/asus-eee-pad-core-2-duo-windows-7-10/

もうひとつはAsusから発表されたEee Padだ。
これは単体ではiPadのような形態の端末に、CULV Core 2 Duoを搭載している。
パワフルであることはもちろん、10時間というバッテリーもちもなかなか優秀だ。
さらに「ドック / キーボードのハイブリッド」アクセサリも提供されるようで、それによって快適な文字入力も可能になるだろう。
さらに予定価格が$399 ~ 449と魅力的。
アクセサリとあわせてもLet's note C1より安くなりそうだ。

難点はアクセサリの形態が今のところ発表されていないこと。
そしてなにより日本でちゃんと発売されるかわからないところだ(汗


今のところこの二つに注目しているけど、もっとあやしげであからさまなiPadもどきたちにも注目している(笑

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