auのスマートホン、IS02を買いました。
スマートホンはもう持っているんですが、スライドキーボードつきのがほしくて買っちゃいました。
といっても新規一括0円で、しかも月々の維持費が8円からなんですけどね。
つまり無線LANで使ってる分にはほとんどタダでスマートホンがもらえるという太っ腹なキャンペーン。
なんだか申し訳ない。。。
となんだか見たことがあるようなスタート。
IS01だけでは飽きたらず、IS02もゲットしちゃいました。
だって0円なんだもん!w
さてせっかくですのでレビュー。
IS02はIS01とは違い、スライドさせる方式のキーボードを搭載しています。
日本のスマートホン祖である初代W-ZERO3に近い形状をしています。
それでいてW-ZERO3とは違いかなり薄くコンパクトにまとめ、なおかつ大画面パネルを搭載しています。
このあたりは時代の流れを感じますね。
カバーをつけたDesireとほとんど同じ大きさです。
改めて初代W-ZERO3を持つとでかくて笑えます。
こんなもの持ち歩けるか-!(まぁ持ち歩いてたんですけどね
搭載OSはWindows Mobile 6.5.3です。
MicrosoftはWindows Phone 7でばっさり互換性を捨てたので、過去の資産が使える最後の、そして最新スペックのWM機となります。
そのあたりをにらんで購入した人も多いと思います。
さて私も長くWindows Mobileを使ってきたので、IS02は欲しかった機種でもあります。
その期待は……いい意味でも悪い意味でも当たりました。
まず悪い方から。
なんにせよ作り込みが甘い。
デフォルトの設定だとどうも使いづらい。
やたらパネルの電源が落ちるのが早い、すぐ無線LANを切断する……。
当然のように設定を弄ってみるものの、いまいち意図した動作にならない。
省電力設定がMicrosoftの設定と東芝の設定両方あったりします。
結局どっちが反映されているのかもよくわからず。
Windows 98の時代のPCを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
原因がよくわからない不具合が残っているというw
作り込みが甘いのはソフトウェアだけではありません。
ハードウェアもまだまだ改善の余地があると感じました。
IS02では前作の感圧式パネルから、iPhoneなどと同じ静電容量式に変更になっています。
しかしこれが酷い。
静電式なのにそっとタッチしても反応しない、意図した場所にタッチできない、そもそも静電式だから精密な動作ができない、静電式なのにマルチタッチに対応していない。
これならこなれた感圧式のほうがよっぽど良かったでしょう。
iPhoneやAndroidでは基本骨格ともいえるアプリケーションマーケットですが、Windows Mobileにも実装されています。
しかしながらその数の少ないこと。
ある意味迷わずにはすんでいいかもしれませんが、少しでもマニアックな需要には応えられません。
また有料アプリの値段も高くてびっくり。
実用アプリでは2000円というのもざらにあります。
しかも開発者はAndroidやWindows Phone 7へ流れることが予想され、これから増える可能性は低いと思われます。
次に良いところ。
まずなんといってもキーボードがすばらしい。
IS01では中央部のキーが押しづらかった私でも、IS02ではストレスなくすべてのキーを押すことができます。
また、バックライトが搭載されたキーボードは暗い場所でのキー入力を容易にしてくれます。
搭載されたATOKも相まって、文章作成に大きな力になってくれることでしょう。
コンパクトな本体と、必要十分なキーボードを両立できたのは賞賛に値すると思います。
次に最新スペックによる軽快な動作をあげたいと思います。
軽いAndroid 1.6を搭載したIS01には敵いませんが、Windows Mobileとは思えないキビキビした動きに、W-ZERO3シリーズの愛用者は涙が出ることでしょう。
東芝製のUIを動かしたままでもストレスに思うことはないでしょう。
Microsoft製のアプリケーションを使えるのもうれしいです。
Windows LiveやOffice Mobile 2010などはPCで使っているソフトをそのまま使える安心感があります。
ためしにOffice 2010 betaで作成したパワーポイントファイルを表示させましたが、きっちり表示できました。
互換ソフトしかないAndroidやiPhoneにはない強みです。
最後に、この機種には育てる喜びがあります。無垢な大地を耕すわくわく感があるのです。
W-ZERO3シリーズを使ってきた人にはわかると思うのですが、ちょっとした不具合などを少しずつ直していき、自分好みの逸品に仕上げるという楽しさがIS02にはあります。
iPhoneやAndroidは最初から完成度が高い代わりに、自由度が低くなっています。
それに対してWindows Mobileはとにかく自由!
例えばAndroidはフォントの入れ替えすらなかなか自由にできませんが、Windows Mobileは好きなフォントを入れることも、それはシステムフォントに指定することも許容されています。
不満も多いですが、その分それを乗り越えてやろうという楽しみが多い機種でもあります。
なんにせよ手に入れて良かった!
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